えりりんのおみや

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【読書めも】5月:マーケティングに携わるアラサーが読んだ本

こんばんは~!5月最終日!

 

 

突然ですが5月の目標のひとつに、【本を10冊読む】というのがありました。

在宅勤務になって通勤の往復時間がカットできるぶん、まとまった時間がとりやすくなったので「活字にもっと触れたいな~」と思ったのがきっかけです。

 

新卒の就職活動の時、趣味の欄には「読書」と書くくらい本が好きでした。

裏を返せば一風変わったおもしろい趣味を持っていない人間でした。笑

小学生の時から本が好きで、図書室の本をものすごいスピードで借りては読み「図書室めっちゃ使ったやん!すごい!!賞」みたいなのをもらった記憶があります。(なにそれ)

 

ところが大人になるにつれて、スマホというなんでもBOXを手に入れたこともあり、本を読む頻度がめちゃめちゃ少なくなりました。

家から会社までの道のりの中で、同じ電車に乗っているのが15分。

1回乗り換えて次は10分。

わたしにとっては少し細切れの時間ということもあり、なかなか本を読む気になれず。

「スキマ時間で本を読む」ということができない性分のようです。

 

このstayhome期間を利用して、「【趣味=読書】を復活させよう!」が狙いです。

 

定期的に気になった本をネットでぽちぽちしているため、家には読んでない本が何冊か。

今日は自分のメモ程度に、あらすじや読んでいて印象的だった言葉たちを記していこうと思います。

 

 

■1冊目:『アフターデジタル』

 

 

・必要なのは属性ターゲティングではなく状況ターゲティング

→ 趣味嗜好が多様化している現代では、同じデモグラの人が必ずしも同じものに興味があるとは限らないよなあと。

もうこういうこと言われて久しいですが、いまだにデモグラで判断することは多いので、自分への戒めも込めて。

 

・自動最適化の罠

→自動最適化することで、より自分に合ったサービスが提供されるようになるだけであり、そのサービス自体の価値が改善されるわけではない。

ファーストタッチとしては自動最適化は良さそうだけど、ロイヤリティには繋がりにくいのかな、と。

 

■2冊目:『勝者の思考回路 成功率100%のブランドプロデューサーの秘密』 

 

 

・目の前にあるすべてに対して、感想を持つ

→発言しないなら会議に出るな、に近いものを感じました。ただこれがなかなか難しい。感想と事象を紐づけることで忘れにくくもなりそう。

 

・どうやったら人を褒めることができるか考える

→管理職にはミミガイタイモンダイ。褒めるって難しいなあ。

個人的に心がけているのは、ほめるのと注意をセットにしてみることなんですが、正しいか、効果的なのかどうかはまったくわからないです。笑

自分だったらただただ注意されるよりも

「ここはいいね、次はここをこうするともっと良くなりそうだからやってみたら」

と言われた方が腹落ちするかなと思っているのです。

 

・知らないのも罪なら、知ろうとしないのも罪

→この言葉を新入社員に贈りたい。自発的な方が絶対伸びる。

 

・信念と頑固は使い分けろ。協調と妥協も使い分けろ。

→まず、自分の信念ってなんだろうっていうところから。

 

■3冊目:『ポチらせる文章術』

 

 

・新しいお客さんを生む提案づくり3STEP

①商品特徴やメリットを徹底的に洗い出す

②既存ターゲット以外で、その特徴やメリットが欲しい人を探す

③欲しい人が強烈に反応するベネフィットを考える。

→商品特徴やメリットと、生活者が享受するベネフィットは違うということ。この意識がしょっちゅう抜けてしまう。

 

いろんな心理学的効果が書いてあって、文章以外にも活用できそうな本! 

 

■4冊目:『20歳の自分に受けさせたい文章講義』

 

 

・自信があるから断定するのではなく、自信を持つために断定する

→営業として、プレゼンの際にも役に立つなあと。

自分が上司に対して思っていたことと全く同じことを、今のメンバーから相談されることがあります。

「同じことを伝えているのにわたしが話しても先方は納得してくれない、上司が言うと納得してくれる」事象。

純粋に【立場の偉い人】が発する言葉には説得力があるけど、やはり自信をもって自分の提案を話すことができているか、に尽きると思っています。

 

・仮説や疑問に共通する心地よさは、世間で語られている「常識」が否定される驚きやスリルにある

→この「当たり前」をひっくり返すおもしろさを提供できるビジネスパーソンでありたいなあ。

 

■5冊目:『東京タワー』

 

 

映画化もされた江國さんの作品。

江國香織さんは一番好きな作家さんで、家の本棚を一番占める作家さん。

今月は急に読みたくなって、これ以外にあと3冊読んでいます。

 

ただ一言でいうと「年上の女性にハマる青年の日々」について。

 

情景を切り取って紡がれる江國さんの言葉がとても好きです。

サスペンスとかみたいに、明確な起承転結があるわけじゃなくて、流れていく日々の中で穏やかな起伏があるところも好き。

 

 

みなさんのおすすめの本・作家さんは誰ですか?